「Ray」 を見た
遅ればせながら。
三時間近い、レイチャールズの伝記的内容
レイチャールズと言えば我々の世代ではやっぱりCMで「エリー マイ ラブ」を歌ってた
盲目のおじいさんって印象ですな。
しかし考えてみれば去年亡くなったってことは70近い
ってことは思いっきり1950~60年代の黒人差別撤廃の時期に生きていたってこと
(映画見てわかったんだけどw)
今の俺らからすれば想像もできんけど、バスとか便所、レストランも隔離されてたっていうんだから
想像を絶しますね。
で、それが当たり前なんだもの。
差別政策に反対しただけで生まれ故郷のジョージア州から締め出されちゃうって…
オレが小江戸の政策に反対して締め出されたら…って思うとやりきれんね。
内容はサクセスストーリーではあるんだけど、
盲目であることの苦しみ、ヤク中の苦しみ、そしてトラウマの苦しみから女に溺れていく…
当然成功の影には沢山の艱難辛苦がある。
それを見てて辛くなるのはジェイミーフォックス のヤバイくらいの迫真の演技もプラスされてのこと。
こりゃアカデミー賞も取るわなってくらい「凄み」がある。
この演技を見るだけでもこの映画を見る価値はある!と言いきってもいい。
スカパラがカバーしてる曲(「Hit The Road Jack」)の原曲がレイチャールズのものだったり、
知ってる、聞いたことのある曲が多くてそっちも楽しめた。
英語の勉強用にDVD買おうかな…