チェリーハント | 求職獣医師細腕繁盛記 ~フーテン編~

チェリーハント


母と、近所のご家族で朝四時出発の

「チェリーハントツアー ~山形県食い倒れ~」

に行きました(個人旅行)。


朝から食う食う、そして寝る寝るw


さくらんぼを食う前に、芭蕉が「静けさや 岩にしみいる 蝉の声」

を読んだことで有名な立石寺で、

玉コンニャク&生ビール(略して「生コン」)、芋煮、円仁さん(餅菓子)、漬物を食す。

(立石寺は山寺というように、山の上にあります。

昨日は快晴で汗が噴出してきたので、下山中ずーっと一緒に上った人たちと

「山寺降りたら ビール! 山寺降りたら ビール!」と某通信教育のCMのように呟いてた)



続きまして「腰掛庵」というなかなか気づかないような和菓子屋さんで、

酒蒸しまんじゅう、わらび餅、くずきりを食す。



さらに畳み掛けるように「水車」という蕎麦屋で、かもそばを食す。



明らかにこの時点で一日摂取カロリー分位は食ってるw



そして知り合いが旧知の農場で遂に念願のチェリーハント。


今年は収穫が遅れているそうで、まだ色づいていない木もあったけど、

たわわにさくらんぼがなっている現場を初めて見て、ただ感動、絶句。


「ルビー」とか「赤い宝石」とは本当によく言ったものだなと思う。


そしてその宝石とやらを、片っ端からもいでは食う、もいでは食うw



口のなかに入れてプチっと皮がはじけた瞬間に、舌がジンジン、喉がやけてむせるほどの

「アンマイ」果汁が口のなかに広がる。

いや、それこそ口の中ではおさまりがつかないほどにアンマイ。

むしろ怒りにつながってしまうくらいのアマサ。



太陽でちょっとあたたかいのがまたそのアマサを助長してるんだと思うが、

これほどまでにアンマイさくらんぼは食べたことがなかったす。


そこの農場では何十本とさくらんぼの木があって、社長自ら案内してもらったけど、

途中から話し半分でもいでは食い、もいでは食いw


そのなかで「わたし、今日が旬です!!」って宣言してる木があって、

社長が案内してくれたあと「ちょっと見てくる」とか言って、その木目指してまっしぐら。

もいでは食い、むせて、またもいでは食いw



ゲップがさくらんぼ臭するくらい食べたのに、そのあとすぐに近くのJAでラフランスアイスも食べる。



「もういいよ!今日は食べ過ぎた!」と全員ボヤキつつも、

「そういえば今日米食ってねぇな」

という恐ろしい発言で小江戸に帰ってきてから、

いきつけの洋食屋さんの「メンチカツセット」で締めました。

(昨日はジャージで行ってよかった~。)



だのに今朝も納豆ごはんをしばきました。



食べるって、


幸せ…